トマゆうとの日記

大学4年、大手IT企業5社内定。就活ノウハウをシェアします!

23卒大手IT企業5社内定者が語る ~就活体験記 ~

 

 

こんにちは。
就活解禁から約2カ月ほど経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は幸運なことに、第一志望を含めた大手5社から内定を頂くことができ、無事就活を終えることができました。

    歓喜!!!

マーチ、非体育ながら大手から内定をいただけたので、凄くうれしかったです。

そんな私がなぜ体験記を書こうと思ったかというと、
就活中ずっと「先輩の就活体験をもっと簡単に知ることができたらいいのに」と思っていたからです。

なぜなら多くの記事では、まずイベントに参加して、自己分析をたくさんして、丁寧にESを書いて…など同じようなことしか書かれていないからです。
しかし私は上記の、いわゆる正攻法と呼ばれる就活を全く行わず、効率重視で戦ってきました。しかし最終的には大手5社から内定をいただくことができました。

本当に自己分析は必要なのか?、合同説明会に意味はあるのか?、効率良く就活を進める為には?

就活に不安のある24卒生に、自身の就活体験談を共有することで、少しでもお役に立てればいいなという思いでブログを書いていきます。

目次

1.就活スケジュール

2.合同説明会・自己分析

3.企業研究

4.インターンES作成

5.インターン本番

6.OB訪問

7.本選考

8.使ってよかったサービス

9.最後に

 

1.就活スケジュール

こちらが私の大学3年時の就活の流れです。

 

私は他の学生よりも早くから動いていた方だと思います。
ではそれぞれ説明していきます。

 

2.合同説明会・自己分析

まず初めに、私が行わなかったことを説明します。上記のスケジュールを見てわかるように、私は合同説明会などの就活イベントには一切参加しませんでした。

はっきり言いますが、「内定を貰う」ことと合同説明会は一切関係がありません。本当に志望度の高い企業であればマイページから予約する個別説明会に参加するべきですし、合同説明会で得られる情報程度なら企業のHPから入手できます。

ですので私は、合同説明会には一度も参加していないですし、しなくて良かったと心から思っています。

最も恐ろしいことは、「合同説明会に参加しただけで就活をしている気になる」ことです。合同説明会に20回参加するよりも、面接を1回経験することの方がメリットは大きいです。それほど、合同説明会と「内定」は遠い存在なのです…。

 

次は自己分析です。
「内定がもらえるならどんな企業でもいいや」と思っている人は少ないと思います。しかし、「年収が高くて、残業が少なくて、転勤なしで、福利厚生がそれなりにあれば、どこでもいいや」と思っている人は一定数いるのではないでしょうか。事実私もそうでした。そんな人であれば自己分析は不要です。

確かに面接では、自分の経験や価値観について深く話をする機会は多いです。

しかし、「両親の前での自分」と「親友の前での自分」は異なりますよね。それと同様に、「面接官に見せる自分」と「普段の自分」も当然ですが異なります。

よって面接の合否と自己分析は、私は無関係だと考えています。

とは言っても、志望業界は明確にしなければならなりません。どの業界に行きたいのか、を考えるのは初めは難しいでしょう。しかし、「この業界には行きたくない」と漠然と考えている人はいるのではないでしょうか。ではなぜ、その業界は嫌なのか、この点を明確にしていけば、おのずと志望業界は見えてきます。

私は転勤を絶対にしたくなかったので、大学3年生の9月ごろには、IT業界に絞っていました。

 

 

3.企業研究

上記で合同説明会には参加しなかったと述べましたが、各企業が個別で開きマイページから予約する、いわゆる個別説明会には150社ほど参加しました。この説明会に参加するメリットは企業研究ももちろんですが、選考にも影響すると私は考えています。説明会に参加した人限定で少人数の座談会に参加できる、といった企業もあり、まず目に見えるメリットがあります。続いて、皆さんが人事の立場になって、選考の場面を想像してみてください。

「3年生の6月からマイページに登録してくれて、説明会、その後の座談会にも参加してくれたA君」

「4年生の4月にマイページに登録して、一度も説明会に参加していないB君」

どちらの学生の志望度がより高いかは明白だと思います。

説明会とプラスして、企業の新卒HPも企業研究に欠かせません。扱っているソリューションや最近のプロジェクトを把握することは必須ですので、企業HPも要チェックです。

 

4.インターンES作成

初めてのES作成、大変ですよね…

正直に言いますが、私はワンキャリアで21,22卒就活生のESをかなり参考にしていました。というよりほぼコピペしていました。一人の方のESを丸々コピペはもちろんしていませんが、良いなと思った1文などはそのままコピーしていました。そしてこれが最も効率の良い方法だと思います。

例えば、「就職活動の軸を教えてください」という設問があったとします。初めてESを書く人からすると。「???????」ですよね。でもワンキャリアで先輩方のESを見ると、この設問にはテンプレート、いわゆる回答の形があることに気づけます。

「人のESをコピーするなんて卑怯だ!」「1から自分で考えるべき!」「コピーしてES通過できても面接では落ちる!」という人はたくさんいます。私はこの意見を否定はしませんが、効率よく就活を進め難易度の高い企業から内定を貰う為には、ワンキャリアを上手く使うことが必須です。

事実、私はこの進め方で大手5社から内定をいただけました。



5.インターン本番

私はインターンには数えきれないほど参加していました。100社以上は参加したと思います。

しかし、選考なしのインターンに参加する意味はそこまでないと言えます。企業研究を目的としているのであればメリットはありますが、早期選考案内や一次選考免除などがもらえることはほぼ100%ありませんので、「内定」という最終目的までの過程には、選考なしインターンは意味を成しません。

私は圧倒的に選考有りの2days以上インターンをおすすめします。

理由としては、
1.本選考前に選考慣れできる(特に選考がGDや面接の場合)

2. 早期選考や選考免除等の優遇がある企業がほとんど

3.優秀な同期と出会える(その後も情報交換する就活友達になれる)

4.社風を掴める

があげられます。

特に1、2が本当に大きいです。面接、GDは経験がモノを言います。

インターンの選考で仮に落ちたとしても、それは本選考での確かな財産となります。これは声を大にして、何度でも言いたいです。

ここまで、合同説明会・自己分析は無意味と言い、ESは先輩のものをコピペするような、明らかに不誠実な私(笑)が言うんです、本当です。

ここで面接慣れしておかなければ、第一志望企業の本選考面接で緊張してしまい、本来の力を発揮できなくなってしまいます。インターン選考での緊張、後悔、苦悩、辛いと思います。もしかしたら落ち続けるかもしれません。

でもその経験はかならず本選考で活きてきます。

事実、私もインターンの面接を60回以上経験した為、本選考では全く緊張しませんでした。面接直前までYouTubeを普通に観ていられるくらい、余裕をぶっこいていました。面接を日常生活に組み込むほど数をこなしましょう。

初めての面接、初めてのGD、信じられないほど緊張して、前日はまともに寝れないと思います。でもここを乗り越えれば、きっと大きく「内定」に近づくことができます。

失敗を恐れず、挑戦していきましょう!!!

 

 

6.OB訪問

私は11月頃に行きたい企業が10程度に絞れていたので、合計して30名ほどにOB訪問をさせていただきました。
年次が上の人よりも年齢の近い人の方が話しやすいなと思っていたのと、私の聞きたいことが選考対策中心だったので、1~3年目の若手社員の方と連絡をとっていました。(どうやって連絡を取ったかについては後に記載します。)

企業研究や選考対策だけでなく、初対面の人と話す中で見えてくる自分や新たな視点に気づくこともできるので、OB訪問はいい機会になると思います。

また、OB訪問が必須と言われる超大手Sler(調べればすぐにわかると思います)、もありますので、行きたい企業・業界が決まっている人はぜひOB訪問をおすすめします。

 

7.本選考

私は10月から本選考を受け始め、11月の終わりには第二志望群の企業から内定をいただきました。

11月というかなり早い段階である程度の企業から内定をいただけたことが、私の大きな勝因であると考えています。なぜなら、これ以降に受ける企業をかなり絞ることができたからです。

実際に、11月以降に受けた企業は10社程度です。その10社のうち8社はインターン経由の早期選考でしたので、選考をかなりバラけさせることができ、1社1社への全力集中が可能となりました。

早期に内定を貰えれば上記のようなメリットはもちろん、何よりも自分に自信がつきます。ですので、あまり興味のない企業だったとしても、早期選考には積極的に参加すべきだと思います。

特にIT業界は本当に選考時期が早いですし、早期選考だけで取り終わって3月以降は募集しない、なんてこともよくありますので、早め早めに動きましょう。

 

8.使ってよかったサービス

就活のスケジュールと経験を一通り紹介し終えたので、次は就活する上で使ってよかったサービスについて話していきます。

 

1位 ワンキャリア

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全就活生が入れるべきアプリだと思います。

先輩のESを見れることも大きいですが、過去の面接での質問やGDのお題を見ることもできます。特に面接で聞かれることはほぼ去年と同じなので、内定に近づく為には本アプリで面接対策をすることが必須です。

このアプリは無料ですが、もし月額2000円だったとしても間違いなく私は使っていましたし、皆さんにもオススメしていたと思います。

それほど必須ですし、逆にこのアプリなしでは面接対策は不可能です。

企業によっては、「あなたを動物に例えると?」や、「あなたの地元の魅力を教えて」

といった奇抜な質問があります。それらを事前に把握できることはかなり大きいです。

また、志望動機は一切聞かれずガクチカのみ深堀される、といった企業もありますので、無駄なく・効率よく面接対策をする為にも、今すぐインストールしましょう!!!

 

2位 ビズリーチ

こちらはOB訪問のアプリです。特に良い点は、

①遠い場所のOBとも繋がれる

②企業・業界研究にも向いている

③選考に有利になる可能性がある

以上の3点です。

志望企業の社員・内定者とコンタクトをとったのもこのアプリ経由です。
企業名で検索ができて、OBのプロフィールを見ることができるので、社風や学歴・担当したプロジェクトなどの把握ができます。

プロフィールの中に、内定先の他に"就活中受けていた企業"もきちんと明記している方が多いので、気になる企業と似た企業なども芋づる式に見つけることができます。これがとても便利です。

また、「企業公認マーク」がついている社員は間違いなく人事と繋がっていますので、よほど粗相がない限り選考にプラスにはたらきます。ですのでビズリーチはかなりオススメです。

 

3位 OfferBox

自分のプロフィールを登録しておくと企業からオファーをもらえるアプリです。

オファーをくれる企業は有名でないベンチャー企業が多いですが、新たな企業を知れる機会にもなりますし、選考免除の案内を受けることもあります。

ベンチャーには興味がなくて大手を志望している」、という方はirootsがおすすめです。ただ、irootsはプロフィールをかなり充実させないといけないので書くことが多い点が難点です。

しかしその分、誰もが知っている企業からオファーが届くこともあります。

 

 

9.最後に

Twitterを見ていると就活鬱ツイートが流れてきたりして、就活に対するイメージはあまりよくないと思います。私も最初はそうでした。

でも私から言えることは、「就活って思ってたより楽しいぞ!」ってことです。(生存者バイアスかもしれないけれど)

選考の合否にはすごくワクワクします。通過の場合は何度もガッツポーズしましたし、初めて内定を貰えた時はうれしすぎて涙も出ました。

でもこう思えるのも、早めから動き始めて、情報収集をして、たくさん準備して、努力したおかげだと思っています。
やりたいことがあって就活を成功させたいと思っている人は、自ら情報収集に動いて、先輩たちを沢山頼ることをおすすめします。

皆様が納得いく就活ができることを、心から応援しております。